Apple Pencilを使ってLINEスタンプを作った

リリースまでの流れについて

  • こちらの記事が申請までの一連の作業内容が紹介されていてわかりやすかった
  • そのほかこちらも参考にさせていただいた

まずはLINE CREATORS MARKETに登録

  • ここから登録を完了させる

スタンプ作成

使ったもの

作成の流れ

Drawにてイラストを描く

  • CCはほとんど使ったことがなく、Drawで着色まで完了させて、CC側では書き出しのみを行う予定で進めた
  • スタンプ画像はだいたい以下のようなルールがある
    • W 370 × H 320 (最大)
    • 画像の余白(10px程度)が必要
    • サイズは偶数
    • 1MB以下
    • 背景は透過
    • 詳細は、制作ガイドラインを確認してください
  • Drawはグリッド表示が可能なので、160 ptsに設定し、4マスを超えないような大きさでイラストを書いていった (下の画像は少し小さ目) f:id:ichigoro:20160917123221j:plain
  • レイヤーは『キャラクター』と『セリフ』に分けて書いた
  • 最終的にセリフはCCにて作成したので、セリフ部分をレイヤー分けしたことは便利だったが、書いている途中にレイヤー違いで書き直したりしたので、これくらいだったらわざわざレイヤー分けしなくても良かったかもしれない
  • Drawは『取り消し』『やり直し』や『範囲内の塗りつぶし』などタッチジェスチャーが充実しているで、おおむね気持ちよくイラストを書いていけた
  • 特にDrawからボタン1つでCC上にファイルが送信できるのは便利だった
  • 使いづらかった点は以下の通り
  • 手のひらに誤反応して、点や線を書いてしまったり、アプリが切り替えられたりした
  • オブジェクト単位でのコピーができない? プロジェクト単位、キャンパス単位、レイヤー単位ではコピー可能
  • オブジェクト単位で移動が出来ない?キャンパス上もレイヤーの移動も出来なそうだった

CCで書き出し処理を行う

  • 当初の予定を変えて、セリフはCCで作成することにした
  • 文字はこちらの手書き風フォントを利用させていただいた。子供が書いたような丸みを帯びたフォントがかわいい
  • キャラクターに沿ってセリフを入れたかったので、以下のように進めたがもっといいやり方がありそうだった
  • ペンツールでキャラクターの近くにパスを書く
  • パス上文字 (縦) ツールで文字を追加する
  • ファイルの書き出しはこちらのテンプレートを利用させていただいた
  • Drawから受信したファイルからコピペでイラストをテンプレートにペーストしていく
  • メイン画像とタブ画像は画像サイズが固定なので特にやることはなかったが、スタンプ画像はスタンプ毎にアートボードのサイズ (=画像サイズ)がかわるので修正方法が大変だった
  • スタンプをひとつ選択してから、メニューバーのオブジェクト > アートボード > 選択オブジェクトにあわせるとすると、透過の余白部分をトリミングしてくれる
  • ここから上下左右に10 Pxが必要になるので、メニューバーのウィンドウ > アートボードからアートボードウィンドウを表示させて、幅高さをプラス20していった (このとき、サイズが奇数になるようだったら偶数に調整)
  • 最後に書き出し作業。メニューバーのファイル > 書き出し > 書き出し形式...から書き出すと、『アートボードごとに作成』のチェック項目があり、全画像を一度に書き出せるのだが、なぜかアートボードサイズが微妙にずれて奇数値になってしまった
  • ので、各アートボードを個別に選択してから、メニューバーのファイル > 書き出し > Web用に保存 (従来)...からひとつひとつ書き出した
  • ここらへんの作業はもう少し効率良く出来そうな気がする

LINE CREATORS MARKETにてスタンプを登録

  • 各画像をアップロードし、諸情報を入力して申請した
  • LINE CREATORS MARKETではストアのプレビュー以外に、シュミレータもあるので画像のそこから画像の確認ができる

その他、CCで困ったこと

  • 文字を傾けたからかアウトラインを作成すると文字が若干汚くなった
  • パス上文字 (縦) ツールで、パスに文字をのせてから文字/パスを修正する方法がわからなかった
    • 文字の始点を移動する
    • パスを変形させる
    • パスを短くさせる